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心療内科・精神科一般
心療内科は主に心理的な要因(ストレス)から身体症状(頭痛や吐き気、腹痛、胃痛、全身倦怠感など)をきたす疾患を対象とする診療科です。身体症状をきたす背景に心理的な理由が思い当たる場合、心療内科の受診をお勧めします。また、ストレスなどの自覚がなく、身体の不調が続き、内科などを受診しても異常が見当たらない場合も心療内科の対象となります。
精神科は心の症状や病気を専門にみる診療科です。不安や気分の落ち込み、イライラ、幻覚妄想といった症状や、認知症や発達障害も精神科の対象となります。
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児童・思春期精神科
児童・思春期精神科とは、児童(主に5歳児以上)から中高生までを対象とした精神科の外来です。
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睡眠相談
睡眠障害とは睡眠に何らかの問題がある状態をいい、最も多いとされているのが不眠症です。入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟睡障害により、必要な睡眠時間が十分に取れず、睡眠の質が低下することで日中の疲労、集中力の低下、不調、気分変調などが起こり、日常生活に支障をきたします。
まずは、生活習慣や睡眠環境を整えることが大切です。起床・就寝時刻を一定にして生活リズムを整えます。日中は適度に活動的に過ごし、寝る前のカフェイン、喫煙、アルコールは控えます。ぬるめのお風呂で身体を温めることも効果的です。就寝する部屋は快適な温度と湿度を保ち、できるだけ外の音は遮断して照明も適度に暗くしましょう。
生活習慣や環境を整えても改善しない場合には、睡眠薬などの薬物治療が検討されます。